入試と就職試験の違い
就職試験とは?
就活でも試験が行われていますが、これは主に筆記試験で一般常識があるかどうかを問うもの、また適性検査でその企業や業種に合う人材であるかどうかを問うものの2種類があります。
一般常識で主に見ているのは、時事問題を知っているかということ、基礎的な学力を持っているかということです。
一般常識に関しては対策が立てやすいですが、適性検査に関しては対策が立てづらいと言えます。
適性検査には主に次の3種類があります。
1つ目は、最もよく使われる適性試験でSPI2です。
問題量が多く、性格適性検査の他、文章力や基礎的な語彙力について問われる「言語」と論理的思考力や計算能力について問われる「非言語」の3項目によって、一般常識だけでは見ることの出来ない能力について確認されます。
2つ目は、総合適正診断テストであるGABです。
この検査では、論理的思考力、データを読む力、決まった時間内に処理する感覚の3つの能力を見られます。
3つ目は、コンピューター関連職でよく使われる適正診断テストで、CABです。
コンピューター業界以外の企業でも導入されています。
どれだけ多くの答えを出せるか、ということを問われる試験なので、集中力が重要となってきます。
これ以外にも、商社などでは英語の試験がある会社もあります。
入試と就職試験との大きな違い
大学入試に限りませんが、入試では基本的に出題範囲が決まっていて、偏差値という基準があるため自分がどの程度のレベルであれば合格圏内なのか、ということが非常に分かりやすくなっています。
しかし、就職試験はそうではありません。
出題範囲もありませんし、偏差値のような基準もありません。
基準があるとすれば、大企業か中小企業か、人気の業種か不人気な業種か、というようなことくらいです。
募集条件さえ満たしていれば、誰でも全ての企業に応募することはできますが、場合によっては採用の担当者が履歴書を見ただけで落とされてしまい、就職試験を受けるところまでいけないこともあります。
入試であれば、願書を提出すれば結果はともかくとしても、試験を受けることはできます。
こういった点で、入試と就職試験は大きく違うと言えます。
さらに違う点と言えば、入試の場合はもし合格できずに落ちてしまっても、浪人生としてまたチャレンジすれば良いと思えます。
しかし、就職の場合はもし受けた会社すべてが落ちてしまった場合、また来年チャレンジしようと軽い気持ちでいると痛い目を見ることになります。
何故なら、多くの企業が正社員として採用するのは新卒だけで、第二新卒採用を実施している企業は新卒で応募できる企業の数に比べると、かなり減るからです。
つまり、新卒のうちに就職できなかった場合、かなり不利になってしまうわけです。